合唱団での活動

 私たち少年少女合唱団は、小学校2年生から高校生まで、いろいろな学校から集まって、みんなで力を合わせて楽しく活動しています。
♪ 土曜日の午後は区民センターで、歌を歌ったり、リコーダーの演奏などの音楽活動を通して、心を表現する喜びを友達とはぐくみ、また夏には郊外で合宿をしています。
♪ 西成区民まつりや文化祭、成人式をはじめ、大阪市内や他都市や海外の少年少女合唱団との交歓音楽会、オペラなどの出演も経験しています。

一日の練習の流れ

練習場所の準備と準備運動
 西成区民センターの2階会議室で練習しています。練習開始に間に合うように、机やいす、ピアノ、楽譜など、みんなで協力して準備します。
 練習の始まりは、元気にあいさつです。準備運動をして、体をととのえます。高校生が指導します。

発声練習
 先生の指導のもと、発声練習をします。発声練習を十分にすることで、発声の基本技術を学びます。ウラ声、オモテ声のトレーニングをしっかり行い、どの音程もなめらかに発声できるようにします。
 また、ベストコンディションを作るためには、必要不可欠な練習です。

パート練習
 ソプラノ、メゾソプラノ、アルトの3つに分かれて、パート練習をします。初めての曲でも、先生が丁寧に指導をしてくださいます。自信をもって歌えるまで練習します。

合わせ練習
 パート練習で歌えた通り、合わせ練習でも歌えるか確認します。そして、細かい表現を加えていき、曲を完成させます。振りをつける曲もあります。ひとりで歌うのが恥ずかしくても、みんなで歌うと力いっぱい歌えます。一番楽しい時間です。

休憩時間
 集中して練習したあとは、みんなと仲良く休憩します。のどの調子をととのえるために、アメが配られます。違う学校の団員とも、たくさんお話しをして、すぐに仲良くなれます。

リコーダー練習
 ソプラノ、アルト、テナー、バスの四種類のリコーダーを使います。それぞれのパートは、中学生・高校生の上級生が丁寧に教えてくれます。大きなリコーダーは重いですが、四種類のリコーダーの音色の重なりは、とてもきれいです。楽譜が読めるようになり、音程も聞き分けられるようになります。

パートミーティング
 中学生のパートリーダーのもと、一日の練習を振り返ります。もっとうまくなるために、しっかり考えます。

リーダー会
 中学生以上になると、残って、先生方とミーティングをします。合唱団を運営していくために必要な打ち合わせをします。